特定小電力トランシーバーのチャンネル互換表┃インカムナビ

Wedgeにて開発・販売されている「Wedge Talkie（ウェッジ・トーキー）」は、特定小電力トランシーバーの中でも使いやすいトランシーバーです。
その強みは、品質の良さと価格です。
ウェッジ・トーキーは国内生産にこだわっており、品質管理を徹底しています。
その上で価格帯も大幅に抑えており、購入価格は6千円以下となっています。
上述したように品質管理に力を入れているので安かろう悪かろうといった製品ではありません。

他にも、通信相手を限定し、混線を防ぐ「グループ通信機能」や、通話の行われていない周波数を自動的に算出し混線やノイズを防ぐ「空チャンネルサーチ機能」が実装されています。

大手無線メーカーであるアイコムから製造・販売されているシリーズです。
品質に関しては、国内トップブランドの一つであるアイコム製品のためウェッジ・トーキーにも引けを取りません。
IC-4110の強みは、桁外れの運用時間と様々な機能でしょう。
単三電池3本で約80時間の使用が可能であり、長時間通信し続けられます。
また防水・防塵機能を備えている他、ウェッジ・トーキーと同じくグループ通信機能や空チャンネルサーチ機能が備わっているため、どのような場所でも使用を問いません。

カラーバリエーションも豊富で、黒、赤、黄色緑といった色から選べます。
気軽に使うレジャーよりも、通話時間が比較的長くなる大型店舗での使用が適切と言えるでしょう。

IC-4310も、IC-4110と同じくアイコム製品となっております。
こちらは、使いやすさ、軽さを追求したタイプの特定小電力トランシーバーです。
中でも特筆すべきは、豊富な機能です。
録音再生機能やボタン一つで設定した音量に変更する音量調節機能、そしてそれらを自由に割り当てられるサイドキー機能が備わっています。
そのため、カスタマイズ性が高く、自分の使いやすいように設定を変更しやすくなっています。

こちらはIC-4110と比較すると、どちらかといえばレジャーなどの趣味の場で使うのが適しています。
しかし、汎用性の高い特定小電力トランシーバーなので大型店舗での使用も十分実用に足る性能を有しているでしょう。

JVCケンウッドが製造・販売されているのがUBZ-LS20です。
強みとしては、とにかく「見やすい・わかりやすい」という点が挙げられます。
バックライト機能で夜間でも液晶画面が確認しやすく、明かり無しでの通信がしやすいです。

他にも、イヤホンの断線を検知し、画面に表示して知らせるシステムや、混線によってグループ番号が一致しない相手の通信の場合でも特定のアイコンが表示されます。
これにより、不明瞭な通信が入ってきたり音声が拾いにくくなったとしたりしても、原因がすぐに判別しやすいです。
そのため、UBZ-LS20は夜間での作業を行うことになる警備員のような職場で力を発揮します。
また、目が少し悪く、従来の無線だと画面が見づらいという人にもおすすめできます。

アルインコ株式会社から製造・販売されているのがDJ-PX31です。
特徴としては、極めてシンプルでわかりやすいということが挙げられます。
というのも、DJ-PX31についているのは電源スイッチと音量ボリュームだけであり、スイッチひとつで会話ができるようになっています。
とにかく徹底したシンプルさであり、モニタもついていません。

これは一見デメリットにも見えますが、実際には無線通話においては極めて大きな強みとなります。
ボタンが少ないので、操作ミスが発生しにくくなりますし、モニタがないことで極めてコンパクトな形状になっています。
これにより、連絡にスピードが必要な職場においてはミスによる遅延を限りなくゼロにできるといったメリットが生まれます。
そのため、病院や介護施設といった場所でDJ-PX31は活躍してくれます。