インカム・トランシーバー・無線機の総合商社ウェッジ株式会社
特定小電力トランシーバーとは、その名の通り、使用電力が少ないトランシーバーのことです。
従来の無線は電波法に基づき、免許の取得や申請が必要なのですが、特定小電力トランシーバーは無免許でも使用が可能です。
しかし、通信距離は従来の無線機と比べると10分の1以下であり、特定小電力トランシーバーの使用用途は遠距離での通話ではなく、近場での相手との通話になります。
主な使用例として、趣味のレジャースポーツや部活の試合で連絡を取り合うときや、デパートで業務連絡を行う際に使用します。
こうした連絡なら携帯電話でも可能ですが、携帯電話のように電話番号を入力する必要がなく、周波数を合わせておけばボタン一つで連絡が取り合えるトランシーバーのほうが、スピーディに連絡が可能です。
特定小電力トランシーバーは、上述したように通信距離が極めて短いため、携帯電話や従来の無線機のように遠方の相手との通話ができません。
しかし、それを補ってあまりあるメリットが、特定小電力トランシーバーにはあります。
中でも代表的なメリットを、2つご紹介しましょう
特定小電力トランシーバーは、本体の金額や通信費など、全体的にコストが非常に安いです。
通信費用が無料なだけではなく、ハイパワーな部品を使用する必要がないため、本体の全体的なコストが掛からないからです。
従来の無線機が4~5万円に比べ、特定小電力トランシーバーは安いものなら7千円前後で購入ができます。
また、バッテリーの消費量が少ないというのも、強みです。
特定小電力トランシーバーは消費電力が少ない分バッテリーの消耗も少なく、単3電池一本で20時間以上使用できるものが多いです。
したがって、頻繁に活用する場合でも、バッテリー費用が1000円以下に抑えやすくなっているため、店舗経営や趣味で使用する月々のコストを抑えて運用できるのが魅力です。
従来の無線は、発信してから相手が受診するまでに、若干のタイムラグが発生することが多いです。
距離が遠い他、遮蔽物の多い場所に通話相手がいると、電波が届きにくくなってしまい、ラグが発生しやすくなります。
そのため、会話のテンポが悪くなりやすいのがネックです。
一方、特定小電力トランシーバーは、このタイムラグが非常に短い事が多いです。
通信距離が短い分、電波の送受信の速度も早くなるので、タイムラグが発生しにくくなります。
したがって、特定小電力トランシーバーの方が、会話をテンポ良く行いやすいです。
現在日本では、業務用無線で1W出力以上を使用する際は、通信の混在や、1ユーザーによる周波数の独占等の公共性を保つ目的で、総務省が管轄している総合通信局の免許を受けるための申請が必要となります。
また「登録申請」と「開設届け」の2種類の届け出の手続きも必要です。そのため気軽に導入しにくいことがデメリットと言えます。
しかし特定小電力トランシーバーは、特定小電力局と呼ばれる電波を使用しています。
特定小電力局の電波は出力が小さいことから、他者の通信の妨げにならないとされ、免許の申請や登録の届け出は不要とされています。
手続きの手間や心配がなく、導入してすぐ利用できるメリットと言えます。特定小電力トランシーバーは中継器を使うことで、通信距離を延長することも可能となっています。
出力が大きな無線機の場合は、本体の大きさや重量だけでなく、バッテリーの容量も大きくする必要があるため、その分大型になります。
さらにトランシーバーは、受信機と送信機が一体となっているので、一層持ち運びにくいサイズになります。
一方、特定小電力トランシーバーは、使用している電波の出力が小さいことから、機種本体の重量が軽く、大きさもコンパクトとなっています。
軽いので、持ち運びが簡単に行えます。
病院内、ホテルや飲食店等でのスタッフ同士の通信、屋外の作業現場、アウトドア等、さまざまな場所、用途で使うことが可能となります。
ハンズフリーで使用できるトランシーバーのタイプも発売されていますので、両手で作業をしながら、トランシーバーで通信することも可能です。
上述したメリットが特定小電力トランシーバーにはありますが、やはりネックとなるのが距離です。
従来の無線機に比べると通話距離が10分の1以下のため、遠距離での連絡には適しません。
では、他の無線機はどのくらいの距離の通信が可能なのでしょうか。
無線には様々なタイプがあり、特定小電力トランシーバー意外にもIP無線機や簡易業務無線機が挙げられます。
この2つは特定小電力トランシーバーと比較すると、通信距離が段違いに優れています。
一方で、それぞれネックとなる部分があるため、一概にどれも一番優れているとは言い難いです。
特定小電力トランシーバー、IP無線機、そして簡易業務無線機。
この3つについて通信距離やネックとなる部分についてお話しましょう。
簡易業務無線機の通信距離は、最大で10kmに及びます。
また、通話料が無料なのでランニングコストという点でも優れています。
しかし、特定小電力トランシーバーやIP無線機に比べるとサイズが大きく、携帯には不向きです。
また、バッテリーの消費が激しいため、長時間の使用が難しいのもネックです。
更に、使用には免許の取得と申請が必要のため、気軽に扱うという点でも不向きと言えるでしょう
そんな簡易業務無線機が活躍するシーンとして、航空管制や町内の避難勧告など、特定の範囲での通信です。
大きな災害時では、携帯電話が使用不可能になることが多く、連絡を取り合うのが困難になりやすいです。
しかし、無線なら問題なく通信が可能な上に複数の相手に発信できるため、緊急の業務連絡を同時に行うことができます。
IP無線機も特定小電力トランシーバーと同じく、免許申請・登録が不要な無線です。
通信距離は携帯電話の通信網を使用しているため、携帯電話とほぼ同等の通話距離を誇ります。
したがって、免許の申請を行わずに遠距離の通信を行なうなら、IP無線機がもっともおすすめです。
しかし、ネックとなるのがコストです。
IP無線は毎月のパケット代が発生するため、ランニングコストは無線の中でも高い部類に入ります。
また、人が多い場所では通信障害が起こりやすいというのもデメリットに含まれるでしょう。
携帯電話の使用頻度が高い場所では、通話が困難になりやすいため、近距離での使用なら特定小電力トランシーバーの方が快適に使用することができます。
IP無線機が主に活躍するシーンとして、タクシーが挙げられます。
携帯電話よりもスムーズに通話がしやすく、一度に複数人に連絡ができるので、効率的な連絡のやり取りが可能です。
また、盗聴のリスクも抑えられるため、セキュリティ性が高いのもメリットといえるでしょう。
一般的な特定小電力トランシーバーの通信距離は、200m前後とされています。
そのため、主な使用用途としては、上述したように店舗での連絡やレジャースポーツでの連絡用です。
なお、機種の中には通信距離が500m前後のものもありますし、後ほど紹介する通話距離を伸ばす方法を用いれば、更に通信距離を延ばすことが可能です。
しかし、それでも基本的に1km以下であることがほとんどなので、遠距離の相手の通話には適しません。
逆に言えば、長距離での通信を行うことがなく、至近距離での通話だけをするのであれば、特定小電力トランシーバーが最も適しているといえます。
本体のコストも低く、通話料も無料なので、ランニングコストが後述する2つと比べると圧倒的に安うなっています。
トランシーバーによって、通信できる距離に差が生じます。
どういった理由があって通信できる距離に差が出てしまうのでしょうか。
以下の主な3つの理由について詳しく見ていきましょう。
特定小電力トランシーバーは受信、送信それぞれが無線本体を所有していて、直接電波を飛ばすことで通信することができます。 そのため、相手が遠くの場所にいる場合には、電波を遠くまで飛ばさないと通信ができません。
電波を飛ばす出力はW(ワット)という単位で表されています。
Wは電波を飛ばす機器ごとに上限が定められています。
定小電力トランシーバーは10mW以下です。
簡易業務用無線機は5W以下、IP無線機:0.25W以下となっています。
IP無線機は、携帯電話キャリアが設置した基地局、中継局による通信ネットワークを用いた通信機のため、ごく少ない出力数でも通信が可能となっています。
通信距離が異なる理由の2つ目が、トランシーバーを使用する環境によるものです。
トランシーバーごとに距離が異なる理由の一つ目は、電波出力です。
特定小電力トランシーバー、は出力が少ないために、通信をしたい相手との間に遮蔽物があると、影響を受けて通信距離が左右されます。
たとえばコンクリートの建物で遮られている、分厚い壁があるといった場合には、電波が途中で遮られるかたちなるため、通信できるはずの距離であっても通信できなくなるのです。
同じような壁でも、電波を通すことができる材質もあれば、反対に遮る性質を持っている材質もあります。使用する際には事前に周辺の環境を確かめておくことも大切です。
通信距離に大きな違いが生じる理由の3つ目が、アンテナの長さの違いにあります。
トランシーバーに付いているアンテナは、出力された電波を受け取るという重要な役割を持っています。
無線機本体そのものが高出力タイプであっても、アンテナがない、適合していないもの等を利用していると、本来の通信できる距離でも、電波が受けられずに通信できなくなる可能性もあります。
また、トランシーバーのアンテナは縦に伸ばして使用しないと、受信しにくくなります。
トランシーバーで使用するアンテナの長さは、ショート・ミドル・ロングという3種類があります。
一般的なトランシーバーはショートタイプがほとんどです。通信距離が長い方が良いという場合には、アンテナが長いタイプを選ぶようにしましょう。
通信距離が遠いと、無線での会話に支障が生じやすくなります。
通信のラグや通信の停止など、会話の継続が困難になるケースは多いです。
特定小電力トランシーバーは、こうした通信障害は発生しやすいです。
通話距離が短いため、相手と通話可能距離ギリギリになることが多く、満足な連絡のやり取りができなくなるということは珍しくありません。
そんな無線の通信距離ですが、いくつかの対策を行なうことで、若干ですが距離を延ばすことは可能です。
ここでは、コストのあまりかからないものからコストのかかるものまで、通信距離の延長方法をご紹介します。
周囲がコンクリートの壁に囲まれていたり、上述したように金網入りのガラスだったりした場合、屋外に出て通信をすることで通信しやすくなる可能性があります。
金属以外にも、コンクリートのような高密度の物体は電波を減衰させる作用があります。
もし、壁が鉄筋コンクリートの壁だった場合、それが原因で電波が減衰し通話が困難になっているのかもしれません。
そういった場合、窓を開けることで金網の遮蔽物が除外できる可能性があります。
中継機を設置する場合、設置場所を高い場所にすることでより通信しやすくなる可能性があります。
アンテナは高所に設置すれば、その分だけ通信距離が延びるからです。
なお、中継機ではなく特定小電力トランシーバーそのものの通信距離を延ばしたいのであれば、ロングアンテナタイプのトランシーバーを使用しましょう。
従来のトランシーバーよりもアンテナが長い製品は、従来のものよりも通信距離が延びやすくなります。
また、そういったロングアンテナタイプのトランシーバーは中継機対応していることが多いので、長距離通信を想定している場合はロングアンテナのものを中心に探しましょう。
通信距離を延ばす方法として最も効果が期待できるのが、中継機対応を使用することです。
中継機とは、名前の通り電波を中継するための機械のことであり、理論上無線の通信距離を倍に延ばすことが可能です。
注意点としては、使用しているトランシーバーによっては使えない可能性があります。
特定小電力トランシーバーの中には、中継機対応しているものとしていないものがあります。
対応していない場合、特定小電力トランシーバーそのものを交換しなければいけません。
使用する場所が広範囲の場合、予め中継機対応しているトランシーバーの購入を検討しましょう
金属製品が近くにあると、それが電波を遮断することになります。
金属は電波を反射・吸収する性質を持ち、
近場に金属製品があることで電波が影響を受け、通信距離が減衰する可能性はあります。
具体的な例として、金網付きの窓ガラスが挙げられます。
ガラス自体の減衰効果はありませんが、中の金網が原因で通信距離が減衰するということがあります。
したがって、通信障害が起きている場合、近くにある金属製品を遠ざけることで通信しやすくなるかもしれません。
特定小電力トランシーバーを購入するのであれば、使用するシーンを中心に考えることが大事です。
たとえば、屋内で使用するのに防水、防塵機能を有していても仕方ありませんし、中継器未対応なのにショートタイプのアンテナのトランシーバーを購入しても、活躍は見込めません。 ここでは、距離に応じたおすすめのトランシーバーをご紹介いたします。
従来の特定小電力トランシーバーでは、地上から地下へ通信や、大規模な会場での通信が困難になる場合が多いです。
こうしたシチュエーションでは、より電波が遮蔽されるものが増えますし、純粋に距離が足りないケースが多いからです。
この場合、ロングタイプのアンテナの使用はもちろん、中継機は必須といってよいでしょう。
上述したように特定小電力トランシーバーには中継機対応されているものとされていないものがあるので、中継機対応機種の購入・レンタルをすることになります。
ここでは、中継機対応で長距離での使用を前提とした特定小電力トランシーバーの中でもおすすめのものをご紹介しましょう。
アルインコより開発・販売されている特定小電力トランシーバーです。
DJ-P240Lは、耐久性に優れ、中継機対応でありロングアンテナなので、ハードな環境で通信をする際に非常に頼りになります。
特に、機種の違うトランシーバーを使用する場合、DJ-P240LはACHU(アクシュ)モードは非常に役立ちます。
ACHUモードとは、他社の無線と通信を行う際に、相手のチャンネルとグループを自動設定してくれる機能です。
特定小電力トランシーバーは、メーカーごとにチャンネルが異なるため、その周波数を合わせるのに手間がかかりやすいですが、ACHUモードを使えばその手間が大幅に省けます。
様々なグループで無線のやり取りを行う場合、より連携が取りやすくなるため、より通信がスムーズになります。
複数のトランシーバーの設定を一括にする際、個別で行なうと些細なミスが発生しやすいです。
DJ-P240Lに搭載されているエアクローン機能は、一つの設定を任意のDJ-P240Lに無線で送信し、一括で設定することができます。
これにより、設定の統一が簡単に行えるだけではなく、設定ミスを無くす、設定の修正が容易になります。
上述したように、IC-4310Lは、中継機対応なので長距離での通信がしやすく、ロングタイプアンテナなので特定小電力トランシーバーの中でも特に長距離通信に特化しています。
他にもおすすめするポイントとしては一時音量切替機能です。
地下や大規模なイベント会場では、周囲の音が騒がしいことが多いので、通話中の会話が聞こえにくい場合が多いです。
そんなとき、一時音量切替機能を使えば、ボタン一つで設定したレベルまで変更できるので、音量調節の手間がかかりません。
また、こちらは音量を上げるだけではなく下げることもできるので、お客様の対応にも即座に切り替えやすくなるという利点があります。
屋外の大きなイベント会場では、突然の雨に見舞われるかもしれません。
しかし、IC-4310Lは、屋外での使用にも耐えられるように耐久性にもこだわっていて、防塵・防水機能を有しています。
アルインコより開発・販売されている特定小電力トランシーバーです。
中継機対応している他、ロングタイプアンテナに変更できるため、長距離通信に適していると言えるでしょう。
また、VOX機能を搭載しているため、自動的に送受信が切り替わるので、通信の手間を省きやすいです。
イヤホンマイクを身につけていればハンズフリーで会話が可能なので、手がふさがりやすい現場で活躍してくれるでしょう。
他にも、DJ-P221Lは、製品に対応している中継機の設定を無線でコントロール変更できる中継機リモコンモードも搭載しています。
これにより、中継機の設定変更が容易に行えるのでより通信障害対策が細かい設定がしやすいと言えるでしょう。
上述したように、トランシーバーの電波は遮蔽物があると通話距離が減衰します。
たとえば1階から2階といったフロアが異なる場合、床が遮蔽物となり、距離的には問題がないのに通話がしにくくなることは多いです。
特定小電力トランシーバーは電波の出力が低いため、こうした床や壁を一つ隔てた場所でも通話が困難になる可能性は大いにあります。
そういった場合、ロングタイプのアンテナのトランシーバーを使用すれば、通信距離が伸びるので通話がしやすくなります。
2階や3階といった大きな店舗で利用する場合、中継機の導入を考えても良いかもしれません
ここでは、フロアが異なっている場合でも通話がしやすい特定小電力トランシーバーについてご紹介します。
上述したようにウェッジトーキーは中継機にも対応しているので、フロアが異なる場所での通話もしやすくなっています。
実際に、ウェッジトーキーを導入している店舗の中には導入事例に大型家電量販店での活用事例が紹介されているので、信頼性は高いといえるでしょう。
中継機はコストがかかる他、中継機を導入するほどのものでもないというのであれば、グループ通話機能を使用しましょう。
これはウェッジトーキーに内蔵されている機能であり、名前の通り通話相手をグループに限定できる機能です。
例えば、通話相手を各階ごとにまとめることで、床の影響を受けなくなるため、通信障害が起きにくくなります。
ウェッジトーキーは安価なので数を揃えやすいので、コストを掛けずに対応は可能です。
アイコムが製造・販売している通話距離重視タイプの特定小電力トランシーバーです。
通信距離重視のロングタイプアンテナを標準装備していて、中継機にも対応しています。
IC-4310はアンテナがロングタイプですが、本体は高さ81mm、幅47mmのコンパクトなサイズであり、持ち運びがしやすいです。
重さも100g未満なので重さもほぼ感じません。
通信障害で厄介なのが、不意な障害による聞き逃しです。
確認のために聞き返す必要があると、作業工程が増えてしまいます。
そんなときは、IC-4310搭載されている「録音再生機能」が活躍してくれます。
これは文字通り、通信内容を録音して再生することができる機能です。
この機能を活用すれば、後で再生して確かめることで、聞き返しの頻度を減らせます。
特定小電力トランシーバーを短距離で使用のであれば、基本的にどの特定小電力トランシーバーでも問題ありません。
中継機の購入も基本必要なく、本体を購入するだけで十分活躍してくれます。
しかし、製品の数が多いので、どのトランシーバーが良いのかというのがわかりにくいというのがネックです。
初めての場合、あるいはそこまで使用頻度が高くない場合、購入・使用ときは、多機能なものよりもシンプルな機能のトランシーバーを選ぶのがおすすめです。
多機能なものはその分費用が高くなりがちですし、場合によっては使わない、あるいは使い方がわからないケースが多いからです。
ここで紹介する機種は、シンプルな操作性のものを中心に紹介しております。
ウェッジより開発・販売されている特定小電力トランシーバーです。
汎用性に飛んでいるだけではなく、品質も優れていますが、特に注目されているのは、そのお値段です。
本体価格7千円程度であり、他の特定小電力トランシーバーと比較すると、非常に安くなっています。
気になる品質も日本の工場で厳しい品質管理のもと製造されているので、心配することはないでしょう。
ウェッジトーキーもう一つの強みが、汎用性と操作性の高さです。
防水・防塵機能が備わっているので屋外でも使用できますし、イヤホンマイクのケーブルは断線しにくい太めのコードとなっています。
また、中継機にも対応しているので、長距離通話も可能です。
アルインコより開発・販売されている特定小電力トランシーバーです。
小型に特化し携帯しやすく、業務、あるいはレジャーの両方で活躍してくれます。
特筆すべきは操作方法が非常にシンプルであり、操作するボタンは電源ボタンだけです。
これは話すと送信、黙ると受信に切り替えるVOXを内蔵しているのが理由です。
そのため、本体には音量調節ボタンと電源ボタンしかついていません。
本体が極めてコンパクトなので、電池を含めて重さが70g未満の超小型・軽量サイズのトランシーバーとなっています。
小型なだけではなく、様々なシーンに対応できるのも強みの一つです。
通信用のイヤホンマイクは、カナルやオープンエア、ヘッドセットなど好みに応じて使い分けが可能です。
また、複数のトランシーバーを同時に充電できるツイン充電器セットが別売りで販売しているので、複数台所持する際もまとめて充電できます。
同じく、アルインコより開発・販売されている特定小電力トランシーバーです。
トランシーバーの中でも特に小型のサイズであり、上述したDJ-PX31よりも更に小さくなっています。
DJ-PX5は「ラペルトーク」という愛称がついており、胸ポケットやラペルに取り付けても違和感のないサイズをしております。
具体的には、高さ5センチ、幅4センチと、手のひらで隠せるくらい小さなトランシーバーです。
DJ-PX5は本体にマイクを内蔵しているためイヤホマイクは必要なく、イヤホンのみで会話できます。
更に、話すと送信、黙ると受信に切り替えるVOX機能が備え付けられているので、胸ポケットやラペルに取り付ければ、ハンズフリーで通話が可能です。
更に、通話のノイズをカットするテールノイズ・キャンセラー機能やイヤホンの断線検知機能など、通話の手間を省く機能が小型の内部に多数備わっております。
特定小電力トランシーバーは無線機の中でも特に通信距離が短いですが、コストパフォーマンスやラグの少なさ、そして機種の多さが、デメリットを補って余りあるメリットとなっています。 様々な状況に適した製品を使用できるので、どんなシーンでも使いやすく揃えやすいのは特定小電力のオンリーワンの魅力と言えるでしょう。 また、ネックとなる通信距離も、アンテナの見直しや中継機を利用すれば、ある程度カバーできるので、リスク軽減は難しくありません。
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