1 インカムの意味・解説┃インカム・トランシーバー・無線機のインカムナビ

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コールサインメモリー

コールサインメモリーとは

コールサインメモリーとは

コールサインメモリーとは、呼出名称記憶装置のことを指します。
「Call Sign Memory」または「CSM」と呼ばれる場合もあります。
これはデジタル簡易無線機のみに付けられている番号であり、従来のコールサインとは異なったものです。

コールサインの役割

コールサイン(呼出符号ともいう)とは、無線局の識別をするための番号のことです。
例えるなら、無線の利用者の身元を明かすためのものであり、電話番号に該当します。
コールサインは政府などの公的機関が個人及び団体に正式に割り当てる番号であり、一定の法則によってコールサインは決定され、割り振られるため、重複することはありません。
コールサインは9桁の番号とアルファベットで記憶されており、国籍、地域、個人の番号の3つで構成されます。
アマチュア無線でアナログ簡易無線を用いて通信をする際、このコールサインを発声にて伝える必要があります。
なお、無線通信規制によって、無線を使用する際はこの番号を所持していなければ電波の発信を行うことは法律で禁じられており、罰される可能性がありますので注意しましょう。

デジタル簡易無線に使用されているのがコールサインメモリー

デジタル簡易無線に使用されているのがコールサインメモリー

アナログ簡易無線を使用する際にはコールサインを伝える必要がありますが、デジタル簡易無線を使用する場合は不要です。
上述したようにデジタル簡易無線にはコールサインメモリーが備え付けられており、通信の際自動的にコールサインも同時に発信するからです。
したがって、自動的に発信する仕組みになっているので発声の必要はありません。

デジタル簡易無線の登録する場合

無線を始める場合、総合通信局を始めとした公的機関に免許の申請することでコールサインを取得できます。
しかし、デジタル簡易無線で登録をする場合、コールサインは不要です。
なぜなら、デジタル簡易無線には無線局としてのコールサインはなく、コールサインメモリーが備え付けられているからです。
したがって、登録時にはデジタル簡易無線に備え付けられているコールサインメモリーの番号を免許申請時の識別信号欄に記入することになります。

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