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インカム・トランシーバー・無線機の総合商社ウェッジ株式会社
識別信号とは、無線局を識別するための番号のことです。
「呼出符号」と「呼出名称」の2つがあり、呼出符号は免許取得の際に交付されます。
免許局の場合は「1」から始まる9桁の数字で、登録局の場合は「2」から始まる9桁の数字です。
識別信号は、無線を使用する際の出どころを明らかにするための数字です。
無線による通信を行う際に必須となる数字であり、アナログ無線で通信を行う際は、はじめに識別信号を発声する必要があります。
また、上述したように呼出符号と呼出名称の2つがあり、それぞれ識別番号に法則があります。
呼出符号は無線局に対して指定されているローマ字と数字の組み合わせから作られる9桁の数字であり、呼出名称はこれに加えてひらがなを組み合わせたものとなります。
基本的に、日本では個人で行う場合は呼出符号を用いており、会社や無線局の所属する官庁で呼出名称が用いられています。
また、個人の識別番号以外にも、無線機そのものの識別番号も存在します。
無線機には有効期限があり、有効期限が切れているかどうかを識別番号で確認するためです。
アナログとデジタルでは識別番号の名称が異なります。
アナログ無線機の場合に使用されている識別番号は「ATIS」といいます。
こちらは個人の識別信号とは異なり、12桁の識別信号によって出力されます。
周波数帯と製造メーカー、そして個体番号によって構成されているのがATISです。
デジタル無線機の場合に使用される識別番号は「CSM」といいます。
こちらはコールサインメモリーの略称であり、9桁の数字のみで識別されています。
従来の無線は識別信号を発声しなければなりませんが、デジタル無線機の場合は発信の際にこのCSMも発信するため、発声の必要はありません。
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