業務用インカムはトランシーバーとどう違う?種類と選び方について

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2022.08.30 商品・サービス

業務用インカムはトランシーバーとどう違う?種類と選び方について

業務用インカムはトランシーバーとどう違う?種類と選び方について

業務用インカムは、さまざまな業務、イベントで活用されています。
離れていても瞬時に連絡を取れるため、コミュニケーションの円滑化や業務効率の向上などが図れます。
ただ、業務用に使う無線機にはトランシーバーもあり、インカムと迷っている方もいらっしゃるかもしれません。 ここでは、インカムとトランシーバーの違いから詳しく解説いたします。

インカムはトランシーバーとどこが違う?

送信機と無線機、両方の機能を備えた機器を「トランシーバー」と呼びます。
一方「インカム」は、定義が定まっておらず、曖昧に使われている言葉です。
業種や業界、企業や個人などによっても、インカムが指す意味が異なります。

インカムが指す言葉の例としては、双方向に通信可能なトランシーバーのことを指しますし、ヘッドセットのトランシーバーをインカムと呼ぶこともあります。
しかし、実際にはインカムもトランシーバーも違いはほぼないと言ってよいでしょう。
強いて言うのであれば、昨今、業務用インカムといって一般にイメージされるのは、「双方向通信が可能で、ヘッドセットが付いた一部のトランシーバー」がインカムと定義づけられることが多いです。

インカムの意味

インカムは、元々「インターカムシステム」の略称です。
「インターカムシステム」は有線で親機(メインステーション)と複数の子機をつなげるもので、複数人が同時に話せる双方向通信が特徴となっています。
インカムとして作られているトランシーバーにもその特徴が受け継がれており、双方向通信が可能で、複数人が同時に話せるといったメリットがあります。
コミュニケーションが円滑になり、多数の従業員へ瞬時に情報共有が可能になるため、業務効率の工場が期待できるでしょう。

業務用インカムは主に3種類

業務用インカムは、主に下記の3種類です。
トランシーバーや無線機と付いていますが、双方向通信機能を備え、ヘッドセットを付けられるタイプがあります。

特定小電力トランシーバー

特定小電力トランシーバーは、資格や免許が不要のため、誰でも扱えます。
小型で扱いやすく、最大500m内での通信が可能です。
遮蔽物の影響を受けやすいですが、費用も安く導入しやすい、出力が低いためバッテリーも長持ちするなど、さまざまなメリットがあります。

業務用の用途としては、飲食店やアパレルショップなど、屋内店舗で使うことが多いでしょう。

簡易業務用無線機

5kmまでという広範囲で使用可能なのが、簡易業務用無線機の特徴です。

遮蔽物の影響は多少ありますが、屋内や屋外を問わず使えます。
ただ、資格は不要なものの、場合によっては免許が必要になり、特定小電力トランシーバーよりもサイズが大きいです。
また、バッテリーも消費が多いというデメリットがあります。
大規模な施設の警備管理や、屋内外イベントの運用などで使用されています。

IP無線機・LTE無線機

IP無線機・LTE無線機は、資格や免許が不要で、より広範囲で通信できるのが特徴です。
携帯電話の通信網を利用しているため、携帯電話の電波が入る場所であれば、どれほど離れていても問題なく会話ができます。
5kmを超える範囲で連絡を取り合いたいときや、市や県を跨いで大掛かりな業務・イベントを行うときなどに向いています。

オススメの業務用インカム

インカムナビおすすめの消防無線機向けの無線機

インカムナビでは、業務用のデジタル無線機やIP無線機を提供しています。
ここでは、ウェッジが取り扱っているおすすめの機種をご紹介します。
レンタルも取り扱っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ

IC-D60

■IC-D60の特徴

IIC-D60、アイコム製のデジタル簡易無線です。
32767通りの暗号キーを有し、セキュリティ性が高いのが特徴です。
また、完全防水機能を有しているため、雨天の屋外でも活躍してくれるでしょう。

Withcall Biz

■Withcall Bizの特徴

Withcall Bizは、汎用性に優れた(LTEトランシーバー)です。
小型軽量でアンテナ内臓のため、IP無線機の中でも、特にコンパクトなサイズとなっています。
高い防塵・防水性能を備えているので、砂埃が舞う工事現場から屋根のないスタジアムまで、場所を選ばずに使用できます。
アプリ「IP300APP」にも対応しているので、アプリと併用して利用料金を安く抑えやすいというのも、Withcall Bizの魅力です。

業務用インカムの導入で業務を快適に

業務用インカムは、さまざまな業種・イベントで利用されています。
離れている場所では、どうしても連絡が滞り、コミュニケーションが不足したり、業務効率が起きたりします。
トラブルが起きたときにも、対応が遅れてしまうリスクがあるでしょう。
業務用インカムは、双方向通信が可能な、ヘッドセット付のトランシーバーです。
距離が離れていても会話できるだけでなく、複数人で会話できる、音が周囲に漏れないなどのメリットがあります。
現在、連絡遅延のトラブルを抱えているのであれば、快適な業務をサポートできる業務用インカムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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